タイタニック』タイタ

96年前の今日はタイタニック号が沈没した日という訳で今日の肴は8億ドル以上という映画史上最高の興行収益を上げた名作です. 振り返ってみるとこの映画が公開されて10年になるというのに、未だこの映画の興行収益記録を破るどころか、脅かす存在の映画さえ登場していないんですよね. 改めて凄い映画だと思いますよ. 映画の内容に関しては周知の事実ということで省かせていただきますが、アカデミーで11部門受賞した映画だけあって実は裏話も結構多い映画なんですよね. 有名なところでは実物大のタイタニック号のセットを作る予定だったのが、資金面の問題から全部作れなかったので、ジェームズ・キャメロン監督は左半分だけ作るように指示し、残りの右半分は左半分をCGで反面させることで補うという手法を用いたこと. 『ターミネーター2』や『アビス』などの映像革命を起こしてきた監督らしいエピソードですよね. そのジェームズ・キャメロン監督といえば、映画を撮るたびに離婚と結婚を繰り返す監督としても有名な方で、この映画のビデオの発売が決まる頃に前妻のリンダ・ハミルトンとは離婚し、この映画でローズおばあちゃんの孫娘役をしていたスージー・エイミスと結婚しているんですよね. ちなみに噂では『ターミネーター2』の戦うママことリンダ・ハミルトンが離婚時期をビデオ発売が決まる頃まで先延ばししたとか. でその先延ばしした理由がもちろん慰謝料の額なんですけども、確か日本でもビデオ発売日が決定するや否や、発売初日からビデオが売り切れる可能性が高いので予約しないと手に入らないという噂が流れていたんです. でも実際に発売初日を迎えるとどこの店頭でも『タイタニック』のビデオが欠品することはなかったそうですが、監督の懐には相当な額が流れ込んでいたとか. もはや我々には想像できない金額なんでしょうね. ちなみにジェームズ・キャメロン監督は性格がヲタクのため、ジョージ・ルーカスのように会社経営に資金を充てるようなことをするよりも自分の趣味や撮りたい映像のために使う人だそうで、その撮りたい映像というのが「宇宙から地球を撮ること」だそうです. でもNASAは一般人の宇宙飛行士訓練を容認してくれないので、仕方なくロシアに頼んで宇宙飛行士訓練までしたとか. アディダスZX 8000 ほんと、一度大成功したらどこまでも自分の好き勝手に生きられる、これぞアメリカン・ドリームってヤツですね. ナイキエアロイヤルミッドニットパック あとレオナルド・ディカプリオはこの映画でアカデミーから疎外されたことに相当ショックを受けたそうで、一時期大変荒れていたという噂も聞いたことがあります. まぁ彼もこの作品以降、イメージ脱却のために相当苦労されていますからね. 彼にとってはいい作品だったのか、そうでなかったのか微妙なところでしょう. そんな訳で先日も2日連続でTV放映されていたこの名作ですが、果たしてこの映画の興行収益を超える映画はいつの日か現れるのでしょうか? 映画ファンを長くすればするほど、この映画の偉業を痛烈に感じてしまいます. 深夜らじお@の映画館 がシネコンで初めて見た映画がこの作品です.