中国、2カ月連続の利下げへ 景気下支え

中国人民銀行(中央銀行)は5日、金融機関の預金・貸出金利を6日から引き下げる、と発表した. 6月8日に約3年半ぶりに利下げしたばかり. 欧州経済の混迷が長引き、輸出が伸び悩むなか、中国の景気も急減速. 2カ月連続の利下げで、企業や個人がお金を借りやすくし、経済活動を後押しすることで、景気を下支えする. 金利の引き下げ幅は、いずれも1年物で、貸出金利が0.31%、預金金利が0.25%. この結果、貸出金利は6.0%、預金金利は3.0%となる. アディダス"B-サイド" ZX 700ボ 預金者の不満にこたえるため、預金金利の下げ幅を貸出金利より小さくした. 消費者物価の上昇が沈静化したことを受けて、一段の金融緩和をはかる. 中国の場合、金融機関から強制的にお金を預かる比率を示す預金準備率(大手銀行で約20%)を含めて、緩和の余地がまだあり、景気の動向しだいではさらに引き下げる可能性もある.