パキスタンで記者殺害 武装勢力が犯行認める

本物さながらの鉄道模型約1千両を集めた「原鉄道模型博物館」が10日、横浜市西区高島1丁目の横浜三井ビル内に開業した. 模型製作・収集家の原信太郎さん(93)の、一般には非公開だったコレクションの一部が常設展示される. 屋内では世界最大級という約310平方メートルの大ジオラマ「いちばんテツモパーク」は、大型の「1番ゲージ」の模型が走る. 新橋と並ぶ鉄道発祥の地の今昔を再現した「横浜ジオラマ」などもある. 問い合わせは同博物館(045・640・6699)へ.

パキスタン北西部のペシャワル近郊のモスク(礼拝所)で17日、地元テレビ局の記者が武装勢力に射殺された. AP通信などが伝えた. 反米・反政府武装組織「パキスタンタリバーン運動」(TTP)の報道官が犯行を認めた. 殺害されたのはムカラム・カーン・アティフ氏で、TTP報道官は「TTPを批判する報道をやめるよう言ったが応じなかった」と述べた. 同氏は、米政府系のラジオ局ボイス・オブ・アメリカ(VOA)にも記事を提供しており、TTPから何回も脅迫を受けていたという. レブロン ジェームス 国際NGO国境なき記者団」(本部パリ)によると、昨年パキスタンで殺害された記者は10人に上り、2年連続でジャーナリストの死者が世界で最も多い国だった. (イスラマバード=中野渉).