中国企業がiPad商標権主張 販売差し止

米アップルのタブレット型端末「iPad(アイパッド)」の商標権を持つと主張している中国企業が、中国政府に対してiPadの輸出入や販売の差し止めを求めるなど、あの手この手でアップルに圧力をかけている. 商標権を争う裁判の第二審が2月下旬に広東省で開かれる予定だ. この企業は、ディスプレーパネルなどを生産する唯冠科技(同省深セン市、センは土へんに川). 第一財経日報など中国紙によると、同社は2001年に中国で商標権を得た. 昨年末の第一審で、深センの裁判所はアップルが中国でiPadの商標を使うことを認めない判決を出し、アップルが上訴している. 唯冠の要請を受けて、江蘇や山東省など各地の都市で、当局が調査. iPadを押収したり、電器店が自発的に撤去を始めたりする動きが出ている. アップルは第二審に敗れると罰金や賠償金で数十億~数百億元(数千億円)規模の負担が生じるとの報道もある. 中国はiPadなどアップルの部品や商品の生産拠点. 大きな伸びが期待される市場でもある. 米国を代表するアップルを相手にした摩擦だけに、中国政府は対応に苦慮しているものとみられる. (北京=吉岡桂子). ノルディックスキーのW杯複合は26日、チェコのリベレツで個人第20戦が行われ、渡部暁斗(北野建設)が今季3勝目を挙げた. 渡部暁は前半ジャンプ(HS100メートル、K点90メートル)で98メートルの127.1点で4位につけ、後半距離(10キロ)で逆転した. 2位にジェーソン・ラミーシャプイ(フランス)、3位にマリオ・シュテヒャー(オーストリア)が入った. W杯総合得点2位の渡部暁は1070点とし、首位のラミーシャプイに183点差. 加藤大平(サッポロノルディックク)は12位、永井秀昭(岐阜日野自動車)は26位、渡部善斗(早大)は27位、湊祐介(東京美装)は38位だった. (時事). 証券最大手の野村ホールディングスは、渡部賢一グループ最高経営責任者(CEO)が辞任する方向で調整に入った. 公募増資をめぐるインサイダー取引問題の責任をとるとみられる. アグ ブーツ 2014 柴田拓美グループ最高執行責任者(COO)も辞任する方向だ. 野村証券から東京電力など3件の増資情報が公表前に漏れ、顧客の投資家がインサイダー取引をしていたことが今年春以降、証券取引等監視委員会の調べで相次いで発覚. 渡部氏は6月末に、報酬の5割を6カ月カットすると発表していた. その後も、日本航空の再上場手続きで中核的な主幹事の業務から外れるなど、野村証券を主幹事から外す動きが相次ぎ、業績への深刻な影響が懸念されてきた. そのため、CEOやCOOの辞任でより経営責任をはっきりさせ、信頼回復につなげたいと判断したとみられる.