粟生3度目の防衛、山中は初防衛 WBCダ

26日、巨人6―4DeNA) 巨人の阿部が、だめ押しの適時打を放った. 1点リードの8回1死一、二塁から、外角高めのシュートを中前にはじき返した. 3回にも外角球を同点打にしており、「ボールをしっかり見ようと思っていた. コンパクトに対応できた」. 2度のリードを許すシーソーゲームの中で効果的な2本の適時打になった. 世界ボクシング評議会(WBC)のダブル世界戦が6日、東京国際フォーラムであり、スーパーフェザー級は王者の粟生隆寛(28)=帝拳=が、同級1位ターサク・ゴーキャットジム(30)=タイ=を3―0の判定で下し、3度目の防衛を果たした. バンタム級は王者の山中慎介(29)=帝拳=が同級4位のビック・ダルチニャン(36)=豪=を3―0の判定で下し、初防衛に成功した. 世界戦の前座で登場した元WBCフェザー、バンタム級王者の長谷川穂積(31)=真正=は1年ぶりの再起戦となるフェザー級10回戦で、メキシコ選手に7回TKO勝ちした.